2011年5月17日火曜日

積読リテラシー2「キュレーションの時代」佐々木俊尚

上海行きのフライトが遅延のため、成田のホテルに泊まる。以前、書評で見ていたので購入。
エリザベス女王が100年ぶりにアイルランド訪問するという、CNNを見ながら積読。

【キュレーション】
無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。

本書では、日本や世界の社会の変化とその方向性が語られる。
インターネットのもたらす巨大なプラットフォームやグローバリズムが進行すると「画一化」してしまうと思ってしまうが、決してそうではないと主張する。多様性を許容するプラットフォームが確立していけば、私たちの文化は多様性を保ったまま他の文化と融合して新たな文化を生み出すこともできる、と。

とても、おもしろい。わくわくする。

2010 筑摩書房 ちくま新書

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